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「建物電気的・機械的事故特約」について保険会社で聞いてきました

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はじめて家を建てるとき、その家が壊れることって考えませんが、実際に住んで5年も経つといろいろと壊れます。(キッパリ)


例えば、朝起きたらエコキュートのリモコンに「エラーC09」と出ている。
外に出てみると、タンクからジャバジャバお湯が噴出してる・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

まず思うのは、

この修理代いくらだろう・・・?

間違いありません。
朝ご飯どうしよう?とかお風呂入れるかな?ではなく、真っ先にお金のことを考えます。
そんな不安を吹き飛ばしてくれるのが火災保険に特約として追加できる「建物電気的・機械的事故特約」で、「家」に附属される機械装置が「故障」した際に修理代を保険適用してくれます。

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気になる掛け金は?

我が家の場合、35年一括で約7~8万円(1事故あたりの免責10,000円)でした。
現在は最長契約が10年までになっていると思いますので、若干割高感があるかもしれませんね。

この特約があるだけで、家に附属される装置(エコキュートや太陽光、食洗器やエアコンなど)が故障*1した際に、手出しの修理代金が10,000円になるため、家計の資金管理がしやすくなります。

が、ここまで書いてきて思うのはやっぱ怪しいよ、この特約(汗)
虫が良すぎますよね(;^_^A

インターネットで調べても「設置後10年」とか、「全く使えない」ってネガティブな意見が多数あり、ポジティブな意見はほとんど聞こえてきません。
そこで、この特約を設けている保険会社さんに直接聞いてきました。

機械装置って35年もモタナイと思いますが、故障と自然故障の境目って何ですか?

回答:異常発生箇所の部品等の耐用年数、経過年数、消耗具合、使用状況から個別に判断することになります。

建物電気的・機械的事故特約の肝は、故障が対象で自然故障は対象外というところにあります。
例えば「モーターが壊れた」という故障でも、故障原因がブラシの摩耗だと自然故障(消耗)のため保険適用外ですが、過電流による焼き付きだと故障なので保険適用になります。
保険会社から教わった解釈としては、電気機器または装置にショート、アーク、スパーク過電流などによる炭化または溶融が生じる事故が対象になるとのことです。

また、破損も保険適用され、折損・毀損・曲損・亀裂等、物体に荷重が加わることにより永久的な変形を遂げることとされています。
こちらは誰がどう見ても壊れているものが保険適用されるので、分かりやすいです。

装置によって、特約で担保される期間の定めはありますか?

回答:主契約の期間担保されます

どこかのサイトで「この特約では温水床暖房は10年までと言われた」という書き込みがあったので聞いてみました。
回答としては「その書き込みの方の契約内容が定かではないので推測ですが、主契約(火災保険)を10年間でかけているからかもしれない」とのことでした。
また、平成24年11月で改訂があったそうなので、それ以前の契約内容は異なっていたおかもしれないとのことですが、今回の質問では以前の契約は無関係のためこれ以上調べてもらうのはヤメました。

なお、機械装置の保守部品は機械の種類ごとに「製造終了後、最低○年間」と決まっていて、最近は最低保持期間後はほとんど修理ができなくなりますので、この辺りで修理不能になった際のことも聞いてみましたが、「過去に事例が無いために個別に対応させていただくことになると思う」という回答に留まりました。
確かに、この特約事態の歴史が短いのでそういったケースには未だ至っていないでしょうね。
この部分、今後どうなるか注意深く見る必要があるかもしれません。

保険適用の修理の際に、機械装置周辺の壁を壊す必要がある場合は、その壁や壁紙の復旧費用も保険が適用されますか?

回答:特約が適用される修理の場合には、壁や壁紙の復旧費用も保険金が支払われます。

例えばエアコンの隠ぺい配管に故障が発生した場合にどうなるのか?って観点の質問です。
保険適用となる場合は、修理に要する一連の費用が修理費として扱われるそうです。
まぁ隠ぺい配管自体が故障や破損するケースなんて皆無に等しいと思いますので、これは極端な質問の例ですね。

契約後に追加した機械装置も補償の範囲に含まれますか?

回答:保険契約後に追加した機械装置も保険対象となります。

例えば太陽光発電を後から導入したといった場合も、現契約のまま補償の範囲に含まれます。
ただしこれは、火災保険の契約金額内での機械装置の入れ替え・追加の場合の話です。
火災保険(主契約)で締結した金額での補償となるため、高額な機械装置を後から導入した場合、火災保険の契約がそのままだと一部保険状態になることで、実際の支払いが減額されてしまう場合があります。
既にある機械装置のリプレース(入れ替え)なら気にする必要性は低いですが、新たに高額な機械装置を導入する場合は、主契約側を注意する必要がありますので、どうなるかな?って不安な場合は保険会社に相談してみてください。

建物に固定されているエアコンが対象であれば、壁掛けや天吊りしているテレビは補償対象に含まれますか?

回答:残念ながらテレビはダメなんです

約款に「表示装置」があったので、テレビが固定方法の違いによって補償対象に含まれるのか確認してみましたがNGでした。
テレビに関しては、固定方法を問わず家財としての扱いになるそうです。
同じように固定方法で差が出るものが無いか?を聞いてみたところ、ビルトイン空気清浄器はOKで、据置型の空気清浄機はNGでした。

まとめ

まだまだ未成熟な特約な感は否めませんが、総じて受けた印象としては、掛けておいて損な感じは受けませんでした。
もうちょっと突っ込んで、このケースはどうなるの?って聞いてみましたので、次回にまとめてみようと思います。

 

(免責・・・)

このやり取りは保険会社の方とのやり取りにはなります。
当然に全ての保険会社の同種の特約について担保するものではありません。
なので、保険会社名は伏せて紹介します。
あくまでもインターネット上の情報の一部として見ていただければと思います。
そして、最終的にどうなのか?については、ご自身で加入を検討する保険会社(とか代理店)に確認していただき、ご自身の判断で特約の要否を判断いただければと思います。

この記事で特約付けたのに実際は支払われなかった!のクレームは受けかねます。。。

*1:条件あり