社内のイントラネットに公開しているWebページをメンテナンスしていたときに尋ねられました。
Webファイルの拡張子って「.htm」と「.html」のどっちがいいですか?
好きなほうでいいよ~(即答)
質問した相手さんハングアップ…(゜д゜;)
.htmなり.htmlなり、どちらかにしてって指示が欲しかったようです。
ゴメンよ~!っと解説をして納得してもらいました。
大昔は「ファイル名8文字+拡張子3文字」で管理しているOSがありました(俗に言う「8.3形式」ですね)。
従って「.htm」という3文字の拡張子を使わざるを得ないという時代だったのです。
その後のOSではファイル名も拡張子も文字数の制限がなくなりましたので、今ではどんなに長ったらしいファイル名でも、拡張子でも使えるようになりました。
ファイルの内容自体は、「.htm」も「.html」も同じHTMLという言語?で記述したものなので、単純な拡張子名の違いというわけなんですね。
裏を返すと、今「ABC.htm」というページを「ABC.html」と拡張子を変えても、殆ど影響はありません。
ただし、同じフォルダの中に「ABC.htm」と「ABC.html」を同居させるとトラブリますのでご注意を。
まぁ「Index.htm/Index.html」以外でやらかす人っていないでしょうけどね。
というわけで、今の環境(特にこれから作るもの)では.htmだろうが.htmlだろうが、どちらでもいいわけです。
そういえば、こういう基本的(というか歴史的)なことって別に研修で話したりしないんですよね。
とはいえ、こんなんで研修を1コマ起こすのも時間がもったいないし、1コマ分の時間も持たせられない(笑)
この話題で1コマ受け持て!と言われると、それはそれで悲劇ですヽ(;´Д`)ノ
やっぱり機会があったときに聞いてみるってのが一番なんでしょうね。