2017年7月7日に、フィッシング対策協議会から「メッセンジャーアプリ「LINE」をかたるフィッシングメールが出回っている」と注意喚起が出されています。
まぁこんな案内は日常茶飯事なわけですが、実際にそんなメールを見ることもなくおよそ対岸の火事状態でいたわけですが、とうとう私の複雑怪奇なメールアドレスも割れたようでめでたくフィッシングメールが到着しました。
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件名は案内通り[LINE]二段階パスワードの設置(頭に[LINE]とついていたのは想定外)で、なるべく早くと煽ってフィッシングサイトに誘導する手口です。
URLにマウスカーソルをおいて一呼吸置くと、リンク先がポップアップで表示されます。
メール本文ではline.meとありますが、実際はlinesr.cnという中国のサイト(cnは中国のドメイン)を開くように設定されています。
普段からメールを読むときに意識していれば、この程度のメールであれば速攻ゴミ箱行きですが、最近は標的型攻撃のメールはどんどん日本語が達者になっていて、本当のメールかトラップなのか判別つきづらくなっています。
標的型攻撃の場合はおよそ防ぎきることは難しいですが、今後はこういったフィッシングメールもどんどん自然な日本語になってくると思います。
フィッシング詐欺やヘンテコな攻撃に遭わないために今すぐできる簡単な対策として、メールのリンクをクリックする際にはマウスを乗せて一呼吸置き、表示されるリンク先が自分の意図している接続先か確認してからクリックすることを習慣づけていくのがオススメです。
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